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2021/10/5

化学部門 藤澤 知績 准教授と海野 雅司 教授らがビタミンAをもつ光受容タンパク質の活性部位構造を解明 〜太陽光の有効活用や医療研究への応用に新たな知見を提供〜

【概要】

化学部門 藤澤 知績 准教授と海野 雅司 教授らは、松山大学 田母神 淳 准教授らとの共同研究により、ビタミンAをアンテナとしてもち海洋性細菌の光受容タンパク質として働くプロテオロドプシンについて、佐賀大学が独自に開発した分子構造解析ツールであるラマン光学活性分光を使って活性部位構造を解明しました。プロテオロドプシンは海洋に降り注ぐ太陽光のエネルギーの新しい利用機構を示すことで注目されていますが、その分子構造情報は限られていました。今回の研究成果は、太陽光の有効活用や、近年注目されている光受容タンパク質を医療に応用するための研究の基盤となるものと期待されます。この成果は米国化学会の物理化学速報誌(The Journal of Physical Chemistry Letters)に発表されました。



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