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2025/8/21

応力発光半導体でスピンドープ強磁性を発見

【概要】

永久磁石などの磁性体に於いて「隣接する磁性原子同士の結合が高密度に存在しないと磁気転移しない」という磁性理論の常識が知られている。理工学部物理学部門の鄭 旭光 教授,山内 一宏 准教授と東北大学,筑波大学,九州大学,高エネルギー加速器研究機構の共同研究グループは,この磁性体の常識を,応力発光半導体でのスピンドープ強磁性を実現した研究により覆しました。通常強磁性を示さない応力発光半導体に新機能を付与したことも応用面で注目され,基礎物性物理学への貢献とともに,未踏の力・光・スピントロニクス分野の開拓,エネルギー関連材料の機能革新に大きく寄与するものとして評価されています。本研究成果を報告した学術論文は2025年7月31日に,Wiley社出版のAdvanced Scienceにてオンライン先行公開されました。



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